Hawaii Diary

ロードショーもおわりかけの映画「ラタトゥーユ」（邦題：レミーのおいしいレストラン）を観に行きました。
おふくろの味を思い出すシーンで思わずぽろぽろ、、、泣くような映画ではないのだけど。

あんなにキュートなねずみだったら、それにおいしいご飯が作れるなら、うちにも来てほしいわ！

Richard Ellisという業界ではまあまあ有名なカルテクの天文学者が観測に来たついでにヒロの
イミロア天文センターで一般向け講演会をやるというので、聴きに行きました。
なんと有料。天文学の話をするのにお金をとったらいかんだろう！と憤慨していましたが、場所代だった
ようです。プラネタリウムで居心地よく聴きました。研究ネタ的には最大のライバルだし、彼の最近の
別の講演をポッドキャストから持ってきて（英語の練習のために）何度も聴いているので、内容は
特に新しいことはなし。遠い天体はお互いそう簡単に見つからないものです。

セミナーの前にはセンターのカフェでスペシャル・ディナーがあるというので行ってみました。
特別メニューのご飯はおいしかったけど、いわゆる一般の天文好きの年配の方々が天文学者と触れ合う会
みたいな感じになっていていまいち、、、。

ご飯が星の形。

レイバーデイで休み。とはいえ朝からお仕事。プロポーザル前なので。

早朝、うれしいお知らせが。夜はわたしのおごりでディナーに行きました。

日本のアフタヌーンティーで980円で買ったプチ浅漬け鉢。きゅうり１本分いれたら満タンになるほど
小さいけど、漬物が簡単に作れます。塩もみしたきゅうりと刻んだミョウガを入れておくだけで
半日でできあがり。器ごと出して食べ切れるサイズです。これで新鮮な漬物のある生活ができる！

やっと実家とスカイプがつながりました（セッティングは何年も前にやったのだけど、両親相手に
つなぐのは初めて）。
電話代なしでいくらでも話せるというのもすごいけど、やっぱり顔を見ながら話せるというのは
距離感が格段に違います。ソフトがタダというのも偉い！

週末も朝からずっとお仕事。でも天気がよいのでオフィスへ行く前に少し散歩をしました。



正確には、私の場合は（お給料のもらえる＝喰っていくための）仕事もせずに、身を削って趣味に勤しんでいる
と言うべきでしょうな。贅沢な身分です。

３０メートル望遠鏡の装置検討会でした。（プロポーザル締切の１週間前にやらないでほしかった、、、）
けどとにかく直前に頑張ってトラペを作って発表しました。いちおう図とか絵は全部新作。
とはいえ１年前に名乗りをあげてからあんまり具体化してないなぁ、、、。
準備が直前すぎたのと、ちょっとした気の持ち方の問題で発表はいまいちうまくアピールできませんでした。

終わった後に三鷹側の参加者一覧を見てびっくり。かなりゴージャスなメンバーが全国から世界から、
かなりたくさん。テレビ会議では向こうの様子が一度も写らなかったので、人は少ないのだと思っていました。
なーんだ、もっと発表がんばればよかったよ。

某後輩君のコメントにそっと拍手。笑えない話だけど、そのくらい言ってやっていいと思います。

この１年、将来計画の根底に流れる絶望感は改善されていない。　未来よ輝け。

プロポーザルおわりました。。。当たりますように（祈）。

大きな声では言えませんが、ものごころついて正式に参加するのは初めてです。発表はなしです。
朝から最後の特別セッションまで全部聴きました。高い会費を払ったし。

超おひさしぶりの人々にたくさん会いました。みな「１０年ぶりくらいじゃない？」と言ってきますが
実際にはどんなにご無沙汰でも５〜７年ぶりくらいのはず。
それにしても日本での集いに顔をだすのが７年ぶりくらいなのに、知ってる人のほとんどにはそれほど
ご無沙汰していないのはみなさんがハワイに来ているからだろうな。

天文学の普及、教育について考えました。

今日はなかなか面白い講演をいくつか聴けました。

夜、研究奨励賞受賞記念講演がありました。今回はこれを聴くために来たようなものです。
若手向けの賞で３５歳前後の方々が３名。さすがにみなさんプレゼンもうまかったです。
おにいさんは受賞理由となった研究のまじめな話をわかりやすく解説していたと思います。地道な
観測と考察の積み重ねで銀河の歴史を紡いでいくところが天文学らしくてよいなぁ。

その後は懇親会。これも初参加。名前だけはよく聞いたことある研究者の方々をナマで見て感動ばかりして
もぐり感まるだしでした。いい出会いもありました。

懇親会後は岐阜駅まで出て二人で慰労会。

今日は装置がらみの進捗講演がいくつか聴けて面白かったです。
フルに参加した初の学会も無事に終了。私も何か成果らしきことを発表できる日が来るかな。。。

アメリカ・ハワイ州ハワイ島ヒロより