Hawaii Diary
2002年3月
Snow on the Maunakea. [Feb 28, 2001]
3月3日(日) ゆうべは、お仲間の装置がハワイ大学88インチ望遠鏡で観測している
ので見学に行きました。
マウナケア山頂で一晩観測するためには、その前の晩は山道の途中にある
施設で一泊して高度順応させないといけないのですが、その余裕がなかった
ので、夕方にいきなりのぼってそのまま朝まで見学させてもらいました。
とくに高山病の症状はでなかったけど、とにかく寒かった。古い望遠鏡
なので、望遠鏡があるドームのすぐとなりに観測室があるから、暖房を
いれるわけにもいかず...。
マウナケアで夜をあかしたのは初めてでした。観測もぼちぼちできて、
いろいろためになる話もきけて勉強になりました。
明け方の帰り道、寒さで凍えながらも、とちゅうの施設でコーヒーと
一緒にアイスクリームをぱくつく自分に少し呆れました。
そういえば、今日はお雛さまだったのね。夜にニュースを見ていて
気がつきました。
3月10日(日) この1週間くらい、すごく暑くなってきた気がします。
朝晩でもなんとかTシャツでいられる。
常夏とはいえ、やっぱり1〜2月って寒かったしなぁ。
3月13日(水) 2月に実行した、むふふな計画の報告。
ハワイ日記とはまったく関係ないけど。
3月15日(金) 今日は、3月ですばる望遠鏡から離れていくスタッフの送別会があり
ました。同室のおっちゃんで、わたしが「ミスター・すばる」と呼んで
いる人も、帰国します。このおっちゃんは約20年前、すばる望遠鏡
プロジェクトのほんとに最初の一歩から関わってきた人です。
毎日マウナケア山頂にあがって、望遠鏡のメンテナンスをし、すばるを
土台で支えてきた人です。そういう人たちが少しづつ減っていきます。
送別会では、酔っ払ったおっちゃんたちにたくさん説教をくらったけど、
聞いておくべき話もいっぱいありました。
どれだけたくさんの人のどれだけ膨大な努力と時間の積み重ねが、すばる
に結実したかを、次世代を担うわたしたちは知っておく必要があると
思います。ふだんはなかなか時間もないし、こういう機会に話が聞けて
よかった。
3月16日(土) 今日はおしごとのついでにコナの岩場ビーチでバーベキューをしました。
私は食べる専門なので、ボスたちがバーベキューの準備をしているあいだ
シュノーケルで海を探検しました。初めて行ったビーチでしたが、お魚
もほどほどにいて、水の透明度も高く、適度に深くて、いい感じでした。
バーベキューを食べてるとき、すぐ近くまでくじらが来ました。
あっちがじっとしていれば泳いでいけるくらい、近くにいました。
バーベキューのにおいをかぎつけてきたのかも。
3月22日(金) 昨日は、東京・三鷹とのTV会議で、画面のむこうの窓のむこうに
満開の桜が見えました。今年は開花がとても早いそうで。
わたしはフォションの紅茶が好きなのですが、フォションの季節限定
「SAKURA紅茶」をもらったので、さっそく飲んでみました。
微かにさくら餅のようなすてきな香りがして、おいしいかったです。
ハワイにも桜が咲けばいいのになぁ。
3月26日(火) 今日は、プリンス・クヒオ・デー。ハワイ州だけの祝日。
でも朝からお仕事。
3月29日(金) [ ↓まちがい発見で後日訂正↓ ]
今日は、グッド・フライデー。で、あさって日曜日がイースター。
復活際とも言う。ともかく祝日。日本人になじみがないわりに、
アメリカではメジャーな祝日のひとつ。
イースターのキーワードは、「パステルカラー」「うさぎ」「たまご」。
とうこくちひろのハワイ日記
アメリカ・ハワイ州ハワイ島ヒロより
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